VDT検診|麹町大通り眼科|麹町・半蔵門の眼科|土曜日診療

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Tel.03-6256-8588

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VDT検診

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VDT症候群とは

VDT症候群とは

VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群とは、パソコンやスマートフォンなどのディスプレイ画面を利用した長時間の作業が原因となって、眼・身体・心に症状を起こす疾患です。最近のニュースなどでは“IT眼症(がんしょう)”とも呼ばれることもあります。
連続使用時間が増えるとより強いさまざまな症状を現しやすく、近視や角膜炎・結膜炎などの眼疾患を発症することもあります。頭痛、額の圧迫感、めまい、吐き気、ひどい肩こりなど目以外の症状を起こすこともよくあります。

VDT症候群の原因

  • パソコンを使う仕事が多い
  • 睡眠不足
  • 生活リズムが不規則
  • 心的なストレス
  • スマホを見る時間が長い
  • 近くのものを長時間見続けることが多い

VDT症候群の症状

  • 眼の症状(眼精疲労、視力低下、かすみ、ぼやけ、ドライアイ、チックのような現象、充血)
  • 身体の症状(凝り、腰痛、腕の痺れ、手首の痛み(腱鞘炎)、頭痛、疲労感、不眠)
  • 心の症状(イライラ、抗うつ症状、無気力)

初期症状のうちは休めば症状は良くなりますが、ケアをしないまま続けてしまうと慢性的になってしまうことがあります。

VDT検診の検査項目

1.問診

問診にて現在の症状や気になる点をご記入いただきます。

2.屈折視力検査

オートレフラクトメーターという機械を用いて、近視や遠視、乱視の度数を他覚的に測定します。

3.矯正視力検査

遠くと近くの裸眼視力、矯正視力を測定します。また遠くにピントを合わせた状態で近くの見え方を調べ、老眼の進行具合を検査します。

4.眼圧検査

ノンコンタクトトノメーターという機械により、目に空気(風)をあてて目の内圧を測定します。正常値は10~21mmHgです。緑内障などの疾患では上昇することがあります。

5.調節力検査

近くのものを見るときは目の筋肉に力をいれ、水晶体をぐっと膨らませピントをあわせます。このピントを合わせる力を調節力といいます。加齢とともに目の筋肉が衰えたり、水晶体が固くなったりすることによって調節力は弱くなります。この検査ではピントを合わせるための調節力を測定します。どのくらい近くまで明視することができるかを調べることによってます。あなたの調節力がわかります。

6.眼位

目の位置、斜視の有無がわかります。

7.涙液層破壊時間検査

目の表面は涙に覆われています。涙の状態が不安定だと目が乾く、ショボショボするなどのドライアイの可能性が高くなります。

8.染色検査

フルオレセインという染色薬を用いて、目の表面に傷がないか確認します。

9.細隙灯顕微鏡検査

スリットランプという機械を使用して主に結膜、角膜、前房、水晶体などに異常がないかを検査します。この検査では角膜の表面の傷、白内障、硝子体の異常の有無などがわかります。

10.VDT検査費用

5,500円

当院のVDT治療

目に潤いを与えて目の疲れを緩和させる点眼薬を中心に、必要な場合には目や身体の緊張をゆるめる内服薬の処方を行います。眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていない場合には、作業に合わせて適切な眼鏡などを作ります。液晶モニターなどによるブルーライトから目を保護する専用眼鏡や、ディスプレイ自体の設定で眼に優しい画面にするなどの対策もあります。

他に、ディスプレイを使用した作業中は、WHOより20に1回、20程度の休憩を入れることが推奨されています。またこまめに立ち上がって身体を動かすといったことも重要です。また、デスクワークの場合には、デスクや椅子の高さ、ディスプレイの角度、映り込みや反射などの解消といった環境面の見直しも効果的です。生活習慣もお伺いしたうえで、アドバイスもしていきます。