VDT検診
麹町駅徒歩2分、半蔵門駅徒歩3分、四ツ谷駅徒歩10分
初診・再診原則予約制 急患随時
VDT検診
VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群とは、パソコンやスマートフォンなどのディスプレイ画面を利用した長時間の作業が原因となって、眼・身体・心に症状を起こす疾患です。最近のニュースなどでは“IT眼症(がんしょう)”とも呼ばれることもあります。
連続使用時間が増えるとより強いさまざまな症状を現しやすく、近視や角膜炎・結膜炎などの眼疾患を発症することもあります。頭痛、額の圧迫感、めまい、吐き気、ひどい肩こりなど目以外の症状を起こすこともよくあります。
初期症状のうちは休めば症状は良くなりますが、ケアをしないまま続けてしまうと慢性的になってしまうことがあります。
問診にて現在の症状や気になる点をご記入いただきます。
オートレフラクトメーターという機械を用いて、近視や遠視、乱視の度数を他覚的に測定します。
遠くと近くの裸眼視力、矯正視力を測定します。また遠くにピントを合わせた状態で近くの見え方を調べ、老眼の進行具合を検査します。
ノンコンタクトトノメーターという機械により、目に空気(風)をあてて目の内圧を測定します。正常値は10~21mmHgです。緑内障などの疾患では上昇することがあります。
近くのものを見るときは目の筋肉に力をいれ、水晶体をぐっと膨らませピントをあわせます。このピントを合わせる力を調節力といいます。加齢とともに目の筋肉が衰えたり、水晶体が固くなったりすることによって調節力は弱くなります。この検査ではピントを合わせるための調節力を測定します。どのくらい近くまで明視することができるかを調べることによってます。あなたの調節力がわかります。
目の位置、斜視の有無がわかります。
目の表面は涙に覆われています。涙の状態が不安定だと目が乾く、ショボショボするなどのドライアイの可能性が高くなります。
フルオレセインという染色薬を用いて、目の表面に傷がないか確認します。
スリットランプという機械を使用して主に結膜、角膜、前房、水晶体などに異常がないかを検査します。この検査では角膜の表面の傷、白内障、硝子体の異常の有無などがわかります。
5,500円
目に潤いを与えて目の疲れを緩和させる点眼薬を中心に、必要な場合には目や身体の緊張をゆるめる内服薬の処方を行います。眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていない場合には、作業に合わせて適切な眼鏡などを作ります。液晶モニターなどによるブルーライトから目を保護する専用眼鏡や、ディスプレイ自体の設定で眼に優しい画面にするなどの対策もあります。
他に、ディスプレイを使用した作業中は、WHOより20分に1回、20秒程度の休憩を入れることが推奨されています。また、こまめに立ち上がって身体を動かすといったことも重要です。また、デスクワークの場合には、デスクや椅子の高さ、ディスプレイの角度、映り込みや反射などの解消といった環境面の見直しも効果的です。生活習慣もお伺いしたうえで、アドバイスもしていきます。